運転開始以来、順調に発電を続ける糸島PS(福岡)と佐世保PS(長崎)で、太陽電池の増設工事を実施します。
ソーラー発電所の増加に伴い、系統側の受け入れ余地が減少する中、発電設備の定格出力(パワーコンディショナーによって制御される最大出力)に対しソーラーパネルを余分に設置する「過積載」が注目されています。専門家の間では過積載率150%でも太陽電池の能力は十分に活かせるとの見解もあり、スペースに余裕のある発電所や敷地の拡張が可能なところでは、今後も太陽電池の増設が進むと見られています。
糸島、佐世保の増設工事は4月完了を予定、年間発電量は2カ所合計で約50万kWh(96世帯分相当)増を見込んでいます。


増設の概要は以下のとおり

BLD発電所 糸島Power Station
発電設備出力:2227.68kW → 2520.42kW(+292.74kW)
定格出力:1990.00kW
過積載率:126.65%

BLD発電所 佐世保Power Station 
発電設備出力:2433.60kW → 2577.12kW (+143.52kW)
定格出力:1970.36kW
過積載率:130.79%