別府Power Stationにつづき大分県九重町で新たなBLD地熱発電所、九重Power Station の計画がスタートしました。
発電モジュール1基(送電端出力125kW)あたりソーラーパネル1メガワット相当ともいわれる発電量を誇る地熱発電は、昼夜天候に左右されない安定的な自然エネルギー電源として注目を集めるいっぽう、新たな開発には自然公園法や温泉法などの規制をクリアすることはもちろん、地域のコンセンサスを得ることも重要な課題となっています。
九重PSでは最大12基の蒸気用発電モジュールを導入。送電端出力合計1,500kW、年間発電電力量1,314万kWh(13.14ギガワットアワー)を目指すほか、温泉水の地域利用や野菜のハウス栽培などへの協力も予定しています。
太陽光発電が新ルールに切り替わる来年度以降、BLD Power Stationsはさまざまなリスクを勘案しながらも、自然エネルギー利用の拡大発展に向けて、地熱発電にも積極的に投資してまいります。